研究所について
アジア中東情報戦略研究所は、中東およびアジア地域を巡る政治・安全保障・経済、ならびに情報戦略に関する課題について、
実証的分析と政策提言を行う独立系研究機関です。
本研究所は、特定の政党・政治団体・利害関係者の立場を代表するものではなく、
公開情報、一次資料、海外研究等に基づき、政策判断および制度設計に資する知見の提供を目的としています。
研究体制について
本研究所の分析および政策提言は、各研究員の専門分野に基づく調査・分析を基礎とし、
情報環境・地政学的背景・制度的要因を総合的に整理した上で取りまとめられます。
研究成果は、可能な限り出典・参考資料を明示し、
透明性と検証可能性を重視した形で公開しています。
研究員一覧

ヤンロイ・ケレス
主任研究員
専門分野:中東政治・経済情勢
ミドルセックス大学政治学・国際関係学准教授、LSE客員シニアフェロー。
中東・北アフリカの国際政治、移民・ディアスポラ、政治的暴力、情報と政治コミュニケーションを専門とする。
欧州を中心に、越境的ナショナリズムと紛争、社会運動に関する国際比較研究に従事。

ナイフ・ベズワン博士
研究員
専門分野:クルド問題・トルコ政治
ウィーン大学憲法・行政法研究所シニアサイエンティスト兼プロジェクトリーダー。
トルコ内政・外交、クルド人政治、比較移民・ディアスポラ研究、紛争研究を専門とする。
欧州および日本において研究・教育・発信活動を行っている。

アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ博士
研究員
専門分野:メディア文化論
長崎大学多文化社会学部教授。
言語学・社会学・政治経済学を横断するメディア文化論を専門とする。
メディアにおける言葉と情報社会の構造を分析し、社会への影響を考察している。

テリー・バルワリ
研究員
専門分野:中東地域の安全保障問題
イラク・クルド自治政府(KRG)ドーホク県交通局 技術部長。放送局技術アドバイザーとして、公共インフラおよびメディア関連分野に携わる。
クルディスタン日本友好協会会長を歴任し、在エルビル日本領事館や日本側関係機関と連携しながら、日・クルド間の人的・制度的交流の促進に尽力してきた。

ブヤントソグトゥー・ツォグサイハン博士
研究員
専門分野:モンゴル・中央アジア地域
大国間対立が緩衝国家モンゴルの安全保障・外交に与える影響を、地政学と攻撃的リアリズムで分析。ロシア・中国の力の均衡、ウクライナ事件の教訓、対露通商と中露との政治対話がもたらす課題を整理する。

陳 世宗博士
研究員
専門分野:中国政治・外交政策
早稲田大学卒業、ハーバード大学留学。華夏投資、中国ラジオ放送、中央映画事業、中央日報社などで監査・取締役を歴任し、財政部銀行局專員、彰化県工商発展投資策進会幹事長を務めた。現職は宏善代表取締役会長。台湾・日本の大学で教鞭を執り、日華協会台湾代表として日台交流に携わる。

ペマ・ギャルポ博士
研究員
専門分野:チベット問題
元チベット亡命政府日本代表、ブータン王国首相顧問を務めた政治学者。チベット出身で日本に帰化したチベット系日本人として、中国・インドの政治・外交・情報動向に精通する。拓殖大学国際日本文化研究所教授、岐阜女子大学南アジア研究センター所長。専門は国際関係論・国際政治学。モンゴル国立大学にて政治学博士号を取得し、チベット文化研究所など複数の学術機関に所属。

木下 顕伸
中東アジア情報戦略研究所 所長
一般社団法人日本クルド友好協会代表理事、日本クルド友好議員連盟事務局、一般社団法人日華協会代表理事、特定非営利活動法人国際難民援護協会理事長を務める。アフガニスタン暫定政権発足時には寺子屋創設のため現地入り。EU議会クルド問題委員会世界会議や英国クルド問題学会で講演し、イラクのサラヒディン国立大学、スレ―マニア国立大学でも講演活動を行っている。

吉岡 孝昭博士
事務局長
専門分野:国際関係論
元日本銀行官僚の国際公共政策学者・経済学者。日本銀行より出向し、世界平和研究所主任研究員を務めた。大阪大学にて国際公共政策の博士号を取得し、四川大学経済学博士、熊本大学法学博士、早稲田大学政治学博士を有する。早稲田大学アジア研究機構招聘研究員、千葉商科大学大学院およびモンゴル科学技術大学客員教授として、金融政策、国際制度、政策形成を中心に研究・教育に従事している。

岩本 拓也弁護士
研究員
専門分野:憲法・安全保障法制
中央大学法学部、専修大学法科大学院修了。民間企業勤務を経て司法試験に合格。憲法改正問題に加え、クルド人に対する誹謗中傷訴訟を担当し、ソーシャルメディアがもたらす法的・社会的リスクに取り組む。海外事業者規制を含む新たな法制度の必要性を提唱し、外患誘致やスパイ防止法不在という日本の課題について、具体的事例を基に制度設計を検討している。

舩山 美保
事務局・翻訳
上智大学外国語学部国際政治学コース卒業、青山学院大学大学院国際コミュニケーション専攻修了。東京大学生産技術研究所で研究補佐・翻訳業務に従事後、キヤノンにて特許・国際標準・新技術分野の調査分析や翻訳、国際会議向け自動翻訳システム開発を担当。経済産業省出向としてISO本部で国際標準策定に携わり、各国政府・企業間の調整を行った。日本クルド友好協会研究員、日本危機管理研究所理事。